6月22日(木)に児童集会として「ハキハキ集会」を行いました。
本校では、子どもたちが様々な場面で人と関わり、自分の考えをしっかり話し、他者の考えを聴くことの大切さを感じてほしいと考えています。そして、話をしたり他者の話を聴いたりすることが好きで、スムーズに人とコミュニケーションをとることができる子どもを育てていきたいと思っています。そして、この伝え合う力を培う活動を通して「豊かな感性を持ち、自ら学び考える子をめざして」いきたいと思っています。
この児童集会は、その取り組みの1つです。
まず始めに、各学年の普段の取組みを発表する場を設けました。各学年とも「はっきり話す」ことを意識して出来ていました。
次に、ゲームタイムでは、フルーツバスケットの改良版として「条件」を出して、該当する児童だけが場所を移動していくゲームをしました。1年生から6年生が楽しめ、「話す」「聴く」の練習になるように考えましたが、みんな楽しみながら学習できていました。長瀬保育所の子どもたちも参加し、楽しんでいました。
次に、”4つの部屋”の改良版で”3つの部屋”と題して、ある問題を出し、「好き(はい)」「嫌い(いいえ)」「どちらとも言えない」の3つの部屋を選び、なぜその部屋を選んだのかを一人一人が言っていき、司会者がその考えを他の部屋の人たちに伝えることをしました。このゲームでも、5・6年生が、問題を考え、司会・進行も行い、楽しく、そしてよい学習が出来ました。
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1・2年生は、「あいうえお物語」というミュージカルのような出し物をしました。発音に気をつけてはっきり声を出していました。 | 3年生は、「校区探検の調べ学習」を発表しました。一人ひとりはっきりした声で、間のあけ方も考えて、調べたことをしっかり伝えていました。 | 5・6年生は、「落語の語り」に挑戦しました。3グループとも、「声の調子」「身振り手振り」「間の取り方」を考えて、見ている人を引きつけていました。 |
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フルーツバスケットの改良版をしています。真ん中に立った人は、どんな題にしようか迷っていました。 「朝、パンを食べて来た人」と元気な声が聞かれ、一斉に動く子どもの元気な姿が見られました。 |
3つの部屋で、お互いにその部屋を選んだわけを言い合っています。 | 5・6年生が中心になり、うまくみんなの選んだ理由を話させていました。周りの人もしっかりと理由を聴いていました。人によって、理由はさまざまであることも実感したようです。 |